おさかなご飯。~高校生イタリアに留学わず~

イタリアに留学していた高校生「おさかなご飯。」です!留学に興味のある人やイタリア語を学びたい人のために…(*'ω'*)

【3ヶ月の壁】3ヶ月で留学は楽になる、は本当か?【5か月目留学キャンプで考えたこと】

こんにちは!ななです。

先月当たりに母からの仕送りが届き(約2か月弱かかりました)、詰めてもらった日本のお菓子を爆食いし、残りがほぼなく悲しんでます。。。日本のお菓子売ってたら毎日階に行くんだけどな

 

さて、本題に入りましょう。

先週留学を半分終えて、いくつかの支部で集まって一泊二日のキャンプがありました。

そこでディスカッションをしたのですが、一番印象に残っているのは、

 

「縦を気持ち横を時間にして、留学を始めてからどのように動いたかを描き、それについて説明してください」というこの動き。

 

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私はこんな感じでした。留学生によって違いはあったものの(書き方の違いもあったけどw)みんな、10~11月あたりに落ち込んで、12月で復活して半数ほどそれからまた下がってました。

 

なぜこうなるのか?それはのちほど。。

 

先にタイトル回収しちゃいます。今回のテーマはこちら

留学に関わったことがある人なら一度は聞いたことがあると思います、このフレーズ

「留学は3ヶ月経てば言語がわかるようになり、また環境に慣れ、楽になる」

 

これから留学する人に声を大にしていいたい。。

 

これ!!間違ってるからね!!!!鵜呑みにしないで!!

 

どういうことかというと、恥ずかしながら、留学前の私は、この魔法のフレーズは誰にでも当てはまると信じ込み、大丈夫大丈夫とのんきに過ごしていたのです。

 

もちろんこの言葉はかなり有名だと思います。有名になるということは本当に三ヶ月で言語をある程度理解したり、環境になれる人がいるということです。

留学にも種類があって短期留学として「言語を習得できるのは3ヶ月留学から」なんて言葉も聞いたことがあるのではないかと思います。

「3ヶ月の壁」

これを乗り切れば言語が入ってくる、習得できる。

個人の差はあると思いますが、基本誰だってこの法則に沿って留学を進めることができる、私はそう思います。断言。

 

しかし、実際私は3ヶ月で留学が楽になったとは到底思いませんでした。

 

なぜか?私は現地で三ヶ月留学をすれば、生活がすべて現地語になるので、ある程度は理解できるようになってるはずだと思い、特に必死に勉強をしてこなかった。

 

大半の人はわかっていたのかもしれません、でも留学自体が未体験だった私にとって海外で3ヶ月も生活をすれば「三ヶ月の壁」を超えれば言語がある程度聞き取れ理解できるのではないかと勘違いをしていたのです。馬鹿。。

 

いいですか、これから留学する諸君。

3ヶ月ただ海外にいても、何も上達はしないのだよ。まじで。

留学は3ヶ月経てば言語がわかるようになる」、このフレーズを残してきた人たちは、勉強を一生懸命したから。普通の勉強じゃない、一生懸命、勉強をしたから三ヶ月という期間で言語がわかるようになったんだと思う。

 

留学関係なく一生懸命になる方法

一生懸命勉強するとはなんぞや。だよね、ただ勉強するのでもボケーと生きてるよりはるかに言語は身につく。でも一生懸命モードに入るとき、たいていの人は何かしらのきっかけがあったと私は推測するのね。

 

それが、「くやしさ、挫折または興味、喜び」

このネガティブな要素とポジティブな要素、どちらかが大きく働いたときに、人はいつもよりぐあぁぁって頑張ると思う。

 

はい、ここでさっきの表の話に戻ってもらっていいですか?

大抵の人は、留学1か月目から2,3ヶ月目において気持ちの低下、つまりくやしさ、挫折を味わっている。そしてほぼ全員が気持ちの上昇、つまり興味、喜びを味わった。

 

イタリアに来て一か月目に行われら1回目のキャンプはほとんど英語だった、それに比べて今回のキャンプはすべてイタリア語。それでも9割がたの人がイタリア語で発言をし、理解をしていた。成長が見られた。

 

三ヶ月で言語が身につく、私はそうではなかったけれど、挫折の果てに必死に勉強をして初めて言語は身につく。

 

ちなみに興味、喜びはくやしさ、挫折とはまた違うエネルギー源だと私は思う。

くやしさ、挫折は最初の一歩を大きく踏み出すのに必要不可欠だ。

私の場合、最初の三ヶ月は英語しか使っていなかった。イタリアには言語留学に来たわけではないと思い、自分にしかできないことを探していた。どちらかというとぼんやりとした興味に近かった。運よく?イタリア語を話さないことで困ることや壁に当たることはなかった。

 

が、もちろん私がイタリア語を勉強していない間にも仲間は確実にしていて、ある日一人の日本人と家族同士で会った。

 

その時に当たり前だけど衝撃だった。その子はスラスラとイタリア語を話していたから。きっとその子は「3ヶ月の壁」なんて言わないほど早く言語を習得していたように感じた。追い打ちをかける一言をその子のホストファザーから言われた。

 

「どうしてななはイタリア語を話さないの?」

 

そうか。語学だけが留学の目的じゃないじゃんと思っていた。それは正しいと思えた。おかげでブログを始めることができたし、商用技術アート系の知識はかなり面白い、、、今もきちんと言えたことではないが、土台がきちんと埋まっていない、留学生とは言えない状況だと、初めて気づいた瞬間だった。

さらに、留学ボランティアの方からも「イタリア語に問題がある」と家族越しに言われ、色々と考えなければいけない時期がしばらく続いた。

 

 

はぁ。(思い出しただけで凹むやつw)その時すべてがうまくいってないと思ってた。なんでだろうと思った。環境にもなれないし。そもそも何言ってるかわからないから、コミュニケーションを皆無でなじむなんて無理だとようやくわかった。言語はもっと留学を楽しむ、楽にさせる最初の一歩だとわかった。

 

それからきちんと勉強して、12月ごろ、イタリア語しか話さないホストマザーととても仲良くなれた。バカンスも家族で過ごして、意思が伝わってとても嬉しかった。もっとがんばろうという気持ちになれた。頑張れば頑張るほど認めてもらえてうれしかった。ますます興味がわいて進む、この循環に乗れた。

 

ま、二回目の挫折はまた言語に絡むけどちょっと違った方向なんだよね。

 

長くなるので今回はこの辺で。

 

 

まとめると、

「3か月経てば私も言語ができるようになってるのかなー?」の思考はやめとけ。

現地に来て壁に当たったらとりあえずは言語磨いとけ。

挫折のあと、人って頑張ると思う。それもいい経験になった。

 

個人的にはすぐくやしさを忘れちゃう人種だとおもってるから、何とかして覚えておきたいんだけど、、、あのコツコツってどうやるのかわすれちったな。自分に甘いんだよなぁ。。。